ヤマヒロの日記



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  2020年に観た映画です。

         
 
ファヒム パリが見た奇跡

「ファヒム パリが見た奇跡」



監督:ピエール・フランソワ・マルタン・ラヴェル
主演:アサド・アーメッド
  :ジェラール・ドペルデュー
  :ミザヌル・ラハマン
  :イザベル・ナンティー
感想
 バングラデシュの消防に務める男。国家の迫害を恐れ、子とともに国外脱出しフランスに入国。強制送還に怯えながら難民として生活。子のファヒムはチェスの能力でフランスのチャンピオンを目指す。チェスのコーチらの援助で父のフランス居住権獲得も目指した。実話を映画化。久しぶりに心温まる感動の映画を観ました。随所にユーモアもあり楽しめます。フランス映画、人権を大切にするいい国ですね。。しかし、映画とは別に、夢をかなえられない数多くの難民たちが世界中にいる現実を考えさせられます。

 
         
 
彼らは生きていた

「彼らは生きていた」



監督:ピーター・ジャクソン
感想
 第1次世界大戦のイギリスの記録映像をもとに作られた作品。映像を最先端技術を使ってカラー化し、兵士のインタビューだけをナレーションにして、招集から終戦帰国までをドキュメンタリー映画に仕上げた作品。100年前とは思えません。招集と終戦部分はモノクロ、戦時はカラーでした。戦場では死体、うじ虫がわく死体など生々しいです。また、兵士の休暇などほぼすべての状況生活を見せていると思います。白兵戦だけはアニメを使い生き残った兵士の体験談でした。その部隊は600人中100人が生き残ったそうです。でも言葉だけで生き地獄の状況は分かりました。どんな時代の戦争でも悲惨なものですね。その頃の兵士は今は皆亡くなり、生存者はいないでしょう。でも、フィルムの中では「彼らは生きていた」

 
 
1917命をかけた伝令

「1917命をかけた伝令」



監督:サム・メンデス
主演:ジョージ・マッケイ
  :ディーン・チャールズ・チャップマン
  :コリン・ファース
  :ベネディクト・カンバーバッチ
感想
 第1次世界大戦の物語。将軍から伝令を任された2人の物語。1600人の部隊の命を救うべく使命。ワンカット(初めから終わりまで2人の道中を追う)撮影が圧巻リアル感を盛り上げる。観る者をその場にいるかのように感じさせる。いつの時代でも戦争は悲惨な体験であるのになぜ人類は止められないのだろうか不思議だ。私はこの映画の結論はラストシーンであると思います。いい映画ですね。2020年度アカデミー賞3部門受賞

 
 
パラサイト 半地下の家族

「パラサイト 半地下の家族」



監督:ポン・ジュノ
主演:チャン・ヘジン
  :チョ・ヨジョン
  :イ・ジョンウル
  
感想
 2020年度アカデミー賞4部門受賞作品。韓国映画。アメリカで外国映画が作品賞を取ることは初めて。話題の作品なので観てみました。最初はコメディー映画と思いきや、後半はガラッと変わります。終盤の展開が悲惨で後味の悪い思いです。異色の作品で、確かに現実の貧富、格差、勝ち組負け組など韓国の事情があると思います。ですがやはり凄惨さや倫理的にどうか疑問が残ります。「蒔いた種は刈り取る」ということでしょうか?私はストーリーとしては面白さはあると思いますが、この作品が賞を取るのは理解できません。

 
                  

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